課題
紀州技研工業は産業用インクジェットプリンターの専業メーカーであり、今年2018年にはおかげさまで創業50周年を迎えることができました。
そんな紀州技研工業の、他社様には絶対負けない特長はなんと言っても「インクを自社で開発している!!」というところです。当社はインクジェットプリンター本体はもちろん、使用するインクも全て自社開発&製造しております。
そんな当社に近年多数のご相談が届いております。
例えば・・・
・この素材に接着するインクはありますか?
・こんなインクが欲しい
・印字が輸送中に消えてしまって困っている
・有規則に非該当なインクはありますか?どういうものがありますか?
・特殊な素材に印字したい
・当社にしか見えない文字を印字したい
・コストダウンしたい
などなど、インクでお困りのお客様が多くいらっしゃいます。
対策
そこで紀州技研工業は、もっともっと多くのお客様の「こんなインクがほしい!!」の声にお応えしたい・・・
しかし、以前の施設では建物の大きさや設備ではお客様の要望に追い付かない状況が増してきました。よって、この度2018年6月、和歌山県和歌山市の本社のすぐ近くに「インク研究所」を新築いたしました。
こちらにはインクを開発するために必要な最新の設備が整っており、そこで長年培ってきたインクの知識をもつ研究員が、試行錯誤を繰り返し、”よりお客様のニーズにあったインクを”、”より当社のプリンターを長く使っていただけるインクを”、”よりキレイな印字を” と、日々奮闘しております。
こうしてやっと完成したインクでも、残念ですがまれにお客様の現場でご使用いただいてこそ初めて判明する問題もあります。そういった場合は、一生懸命まじめにインクを作っているからこそ落胆も大きいです。が、しかし当社の強みは”プリンターもインクも全て自社開発”。プリンターとインクが別メーカーである他社メーカー様に比べて、当社は自社内にプリンター開発部門・インク開発部門・設計部門・ソフトウェア部門があることで、それぞれのプロフェッショナルが知恵を出し合い、調査・原因究明・改良がスピーディに行え、問題解決に努めます。
これからもインクジェットプリンターの対応領域をさらに広げるべく、社員一丸となって取り組んでまいります。
ちなみに、この建物は、段ボール箱にバーコードを印字しているところをイメージしたデザインとなっております!
また、海のすぐ近くにあり屋上からは太平洋と万葉集にも歌われた和歌の浦が一望でき、立地条件は最高です。
是非、お越しくださいませ。
▲和歌の浦(屋上から)
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