
紀州技研工業では、今後著しい成長が見込まれるプリンテッドエレクトロニクス(Printed Electronics)の研究を行っています。弊社は、その中核技術である金属ナノ粒子インク、インクジェットプリンターの自社開発を推進しています。
PE開発部
紀州技研工業は、2010年12月にPE(Printed Electronics)開発部を設立しました。 PE開発部ではPE用インクジェットプリンター、金属インク、インクジェットシステムといった総合的な開発を行っています。
インク開発部
産業用インクジェットは、それに使用されるインクが多岐にわたります。
紀州技研工業は、2002年にインク開発部を設立し、お客様のニーズに的確・迅速にお応えする体制を整えて参りました。
このインク開発技術を元に、プリンテッドエレクトロニクス用途に使用される金属ナノ粒子インクの開発をスタート、
2012年11月には銀ナノ粒子インクの販売を開始、今後も様々なインクの開発を続けます。
プリントヘッド開発部
紀州技研工業は、2002年、インク開発部と同時にプリントヘッド開発部を設立いたしました。
そして、様々な方式のインクジェット用プリントヘッドの開発を行い、高精度な微細加工技術を培ってきました。
その技術を活かし、プリンテッドエレクトロニクスの用途に合ったプリントヘッドの開発も行っております。
ナノ粒子製造装置
紀州技研工業では、銀以外の金属ナノ粒子や、合金、その他の元素のナノ粒子をご提供するため、乾式法による金属ナノ粒子製造装置を作製し、
多種の金属ナノ粒子を製造、分散、インク化させる研究を行っております。
上写真は、紀州技研工業で開発、製造を行った金属ナノ粒子製造装置です。
銀以外の金属ナノ粒子は、まだ研究段階でありインクの販売は行っておりません。
私ども、産業用インクジェットプリンターを製造・販売する紀州技研工業株式会社は、
常に高品質・高品位な印字システムを提供し、産業界の発展に貢献するとともに、
環境へのこころ配りにもシフトした“未来型技術企業”を目指しています。