KGK紀州技研工業株式会社 | 金属ナノ粒子インク | 金属ナノ粒子インクラインナップ

KGK紀州技研工業株式会社 | Printed Electronics開発 | 公式ホームページ

金属ナノ粒子インクラインナップ | 金属ナノ粒子インク | KGK紀州技研工業株式会社

銀ナノ粒子ラインナップ

銀ナノインク

 紀州技研工業では以下の4種類を標準ラインナップとして取り扱っております。

【標準ラインナップ(4種)】

 KGK NANO AGK 101

 KGK NANO AGK 102

 KGK NANO AGK 103

 KGK NANO AGK 104



10gから販売を行っております。お気軽にお問合せください。



KGK NANO AGK101,102

AGK101,およびAGK102は、長期安定性を重視したインクとなっております。AGK103,およびAGK104と比較して金属含有率が低いため銀の膜厚を薄くしたい用途でもお使い頂けます。溶媒によって乾燥速度が異なります。 ※)お客様のご使用/保管環境に寄ります。


品名  溶媒  金属
含有率
(wt%)
粘度
(mPa・s
at 20℃)
表面張力
(mN/m
at 20℃)
販売単位 使用期限 保管環境
AGK101 ドデカン 35±5 12±3 25~30 10g 納入後
6ヶ月
冷暗所
AGK102 テトラ
デカン
35±5 12±3 25~30 10g 納入後
6ヶ月
冷暗所

抵抗率の温度依存性

抵抗率の温度依存性(AGK101)


 (参考値)

KGK NANO AGK103,104

 AGK103,およびAGK104は、金属含有率を高くしたインクとなっております。AGK101,およびAGK102と比較してより低い温度から抵抗率が下がり始めます。溶媒によって乾燥速度が異なります。 ※)お客様のご使用/保管環境に寄ります。


品名  溶媒  金属
含有率
(wt%)
粘度
(mPa・s
at 20℃)
表面張力
(mN/m
at 20℃)
販売単位 使用期限※ 保管環境
AGK103 ドデカン 65±5 12±3 25~30 10g 納入後
3ヶ月
冷暗所
AGK104 テトラ
デカン
60±5 12±3 25~30 10g 納入後
3ヶ月
冷暗所

抵抗率の温度依存性

抵抗率の温度依存性(AGK103)


 (参考値)

特徴

AGK102TEM

AGK102TEM



 紀州技研工業の銀ナノ粒子インクは粒径が10-20nm程度の直径の揃った粒子を分散させております。左は、2012年11月1日に販売を開始した銀ナノ粒子インクAGK102のTEM像です。


その他の金属ナノ粒子インク

 金属ナノ粒子製造装置を用いた乾式法によるナノ粒子の製造


AGK102TEM

 紀州技研工業では、銀ナノ粒子インク以外の金属ナノ粒子をお客様にご提供できるよう研究・開発を行っています。  左写真は、原料を蒸発させることによりナノ粒子を製造する「乾式法」によるナノ粒子製造装置です。  乾式法では錯体形成や還元反応を必要としないため湿式法では合成が困難と言われている金属や、大気中では酸化してしまう金属等のナノ粒子を、 1つの装置で製造することができます。


開発中の金属ナノ粒子

金、銅、錫、ニッケル、銀-パラジウム、等

金属ナノ粒子製造装置(乾式法用)写真右側がナノ粒子生成部、左側が真空系。


銀ナノインク

特徴

 金属ナノ粒子は、ナノサイズの金属表面に分散剤を吸着させることでナノサイズのまま金属を安定化させ、溶媒中に分散させています。このような技術により金属ナノ粒子の凝集及び沈殿を抑制し、インクジェットインクへの応用を可能にしました。

ナノ粒子模式図

ナノ粒子模式図


ナノサイズ化によるメリット

 ナノ粒子は体積に対する表面積の割合が大きくなることから表面が不安定となり、バルクの金属よりも融点が低くなります。  この、低融点化に伴い、ナノ粒子インクは低い焼成温度で導電性を得ることができます。  また、金属をナノサイズにまで小さくすることにより、今まで吐出できなかった金属を、インクジェットで吐出させることができるようになりました。

すべてを自社開発

お問い合わせ

紀州技研工業(株)TOPへ


 
ページトップへ