技術情報
バーコードについて
■ バーコードの歴史 | |
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1970年 | 一般食品認識コード(UGPIC)誕生(米) |
1972年 | CODABAR・インターリーブド2of5誕生 |
1973年 | UPCコード決定(米) |
1975年 | Code39誕生 |
1978年 | JANコードがJIS-X-501として制定 |
1987年 | ITFコード制定 |
1989年 | EAN128規格制定 |
1999年 | 二次元コードQRコードJIS-X-510として制定 |
■ バーコードの種類 | |
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JAN | 一般商品に印字され、最も身近なバーコード。13桁の標準タイプと8桁の短縮タイプがあります。 |
ITF | 外装の段ボール箱などに印字される、物流用のコード。コードナンバーはJANコードを基礎にしています。 |
Code39 | 数字以外も表示できるコード。産業界で使われています。 |
NW-7 (CORDABAR) |
図書館などでおなじみ。印刷に精度を要求しないのが特徴です。 |
EAN128 | 価格や年月日なども表示できる、究極のバーコードです。 |
QRコード | 日本で開発された二次元コード。圧倒的に大量のデータを表示できます。 |
■ バーコードの構成 | |
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バーコードシンボル | 特定の文字を表すバーとスペースの集まり。数本の幅の違うバーとスペースの組み合わせで、文字の代わりとします。 |
モジュール | バーやスペースの幅を決める最小単位。バーコードシンボルは5~11モジュールのバーとスペースの組み合わせになります。 |
バー | バーコードの黒い部分。細バー/太バーの2種だけのものと、1~4モジュールの幅をもつ、マルチレベルのバーとがあります。 |
スペース | バーの間隔がスペースです。基本的にバーと同様の幅をもちます。 |
マージン | バーコードの左右のスペース。バーコードを背景から切り出すため、必ず必要です。 |
ガードバー | JANコードでスタート・ストップを表示するバーです。他のバーより長く表現されます。 |
センターバー | JANコードの中央に、ガードバーと同じ長さで表示。この左右でバーシンボルのパターンが変ります。 |
スタートバー | バーコードの左端にはスタート地点を表示するバーコードシンボルを表示します。 |
ストップバー | バーコードの右端にはストップ地点を表示するバーコードシンボルを表示します。 |
チェックキャラクタ | 読み取り間違いを防ぐため、計算で求められたキャラクタを表示しているバーコードが多いのです。 |