技術情報

国別コード

• JANコードの最初の2桁は国を表すコードです。
• これはJANコードが国際規格であるEANに準拠しているためです。各国のコードは下の表のように配分されています。
• 日本は「49」でスタートしましたが、「45」も追加されました。

 

 

メーカーコード

• 国コードに続く5桁がメーカーコードです。
• 但し、コード資源の逼迫により、7桁のメーカーコードも発行されるようになりました。
• メーカーコードは流通コードセンターが管理・配布するメーカーごとに発行されるコードです。
• 国コードと併せて7桁（または9桁）で、世界中でユニークなコードになります。
• 7桁のメーカーコードでは、次項の商品コードは3桁になります。
• このメーカーコードの配布は以下の基準によります。

 

 

商品コード

• メーカーコードに続く5桁（または3桁）が商品コードで、各メーカーで自由に設定します。
• JANコードはこうして、その商品にマーキングされているコードで、その商品のコードを世界中で唯一のものとして特定できる手段を提供します。
• ただし、その商品の属性（品名・価格・量目など）については、別途マスターをこのコードで呼び出して利用する必要があります。

 

チェックキャラクタ

• 最後の1桁は読み取りチェックのために使用します。
• それまでの12桁の数字から、計算によって求められた値をここに表示しておき、読み取り時に正しく読み込めたかどうか、チェックします。
  計算式は下のとおりです。
  1. 右端の数字から、順に3,1,3,1,…という重みを掛ける。
  2. それぞれの答を全部合計する。
  3. 10で割った余りをとる。
  4. さらにその数字を10から引いた答がチェックキャラクタになる。